文庫本・文春文庫
あらすじ
「売れる本」はどうやったら作れるのか。
「自分の本をベストセラーにするための方法」を探すため、作家は担当編集と旅に出る。
書店員、編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。出版業界にいる人、周辺にいる人、外にいる人。さまざまな業界で活躍するキーパーソンを取材。
その過程で見えてきた「本を売る方法」とは?
装幀・城井文平(文藝春秋)
インタビュー・書評等
- 文化通信2018.3.15
- BEST T!MES2018.3.15|「本が売れない」その現実に若手小説家はいかに立ち向かったか
- BEST T!MES2018.3.23|「若き青春小説の旗手が吐きまくる毒」書店員を刺激した1冊
- BEST T!MES2018.3.28|「気持ちが詰まった本。背を向けられない」と書店員に言わしめた若き作家の熱
- BEST T!MES2018.3.29|『文庫X』仕掛け人 新人女性作家の挑戦作。自分ならここを売り出す
- BEST T!MES2018.3.30|「地獄の釜のフチにようこそ」ベテラン小説家が伝えたい業界の現実
- BEST T!MES2018.3.31|「読まれたい作家より、売れたい作家の方が好きだ」書店員の本音
- BEST T!MES2018.3.31|「作者と出版業界の事が面白おかしく描かれている」書店員も納得した1冊
- ダ・ヴィンチニュース|売れる本が作りたい! 駆け出し作家がたどり着いた極意とは…
- ダ・ヴィンチニュース|作家、書店員が考える「本と本屋の未来」とは?
登場人物
取材対象者(敬称略・登場順)
●三木一馬(元電撃文庫編集長、ストレートエッジ代表取締役社長)
●松本大介(さわや書店フェザン店・店長)
●大廣直也(株式会社ライトアップ・Webコンサルタント)
●浅野由香(カルチュア・エンタテインメント株式会社・映像プロデューサー)
●川谷康久(ブックデザイナー)
目次
序 章 「本が売れない」とされる時代の作家として
第一章 作家と、編集者
第二章 とある敏腕編集者と、電車の行き先表示
第三章 スーパー書店員と、勝ち目のある喧嘩
第四章 Webコンサルタントと、ファンの育て方
第五章 映像プロデューサーと、映像化のボーダーライン
第六章 「恋するブックカバーのつくり手」と、楽しい仕事
終 章 旅の末に辿り着いた場所
おまけ 『拝啓、本が売れません』のその先
『拝啓、本が売れません』特別編
【特別編①】本が売れない時代の届け方。ベストセラー編集者に聞く。
【特別編②】なぜ全文掲載すると、本の売上が伸びるのか?
【特別編③】平成生まれのゆとり作家が夏目漱石に勝つ方法
書籍情報
文庫
タイトル:『拝啓、本が売れません』
作者名:額賀澪(ぬかが・みお)
出版社:文藝春秋
レーベル:文春文庫
仕様:文庫
刊行日:2020年7月8日
ISBNコード:978-4167915353
価格:640円(+税)