作品紹介

2021年

風は山から吹いている ― Why climb mountains with me?

単行本・二見書房

高校時代はスポーツクライミング選手だった筑波岳。しかし、訳あって大学では競技を続けないと心に決めていた。そんな岳に目をつけたのは、登山部の部長・梓川穂高。彼の手で岳は登山部に入部させられてしまう。

幾度か二人で山を登ったある日、岳のスマホに高校時代のコーチ・宝田謙介からの電話が入る。しかし、そこからは風の音が聞こえるだけだった――。


完パケ!

文庫本・講談社文庫

閉校の噂が飛び交う武蔵映像大学――通称・ムサエイに通う、安原槙人と北川賢治。

映画が大好きで天才肌、でも口下手で天然、しかも要領の悪い貧乏学生の安原と、映画プロデューサーの息子で何でも器用にこなし、人を動かすのが上手い策士の北川。

二人は卒業制作の監督の座をかけてコンペで勝負をすることになる。


転職の魔王様

単行本・PHP研究所

この会社で、この仕事で、この生き方でいいんだろうか――。

今の職場で働き続ける自分に、未来を思い描けなくなった。転職エージェント〈シェパード・キャリア〉には、そんな迷える羊達が集まる。

この転職エージェントには、「転職の魔王様」の異名を持つキャリアアドバイザーがいた。


連載・短編など

連載

世界の美しさを思い知れ」(双葉社/『小説推理』2021年2月号~)

アンソロジー

Story for you」(講談社)「ラン・オン・ライン」

2020年

沖晴くんの涙を殺して

単行本・双葉社

北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。

悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。残された感情は喜びだけ。

笑うだけの不思議な高校生は、余命わずかの音楽教師・京香と出会い、心を通わせていく――。


拝啓、本が売れません

文庫本・文春文庫

「自分の本をベストセラーにするための方法」を探すため、作家は担当編集と旅に出る。

書店員、編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。出版業界にいる人、周辺にいる人、外にいる人。さまざまな業界で活躍するキーパーソンを取材。

その過程で見えてきた「本を売る方法」とは?


風に恋う

文庫本・文春文庫

吹奏楽に打ち込むも全日本コンクール出場を果たすことなく中学を卒業した茶園基。

ずっと憧れていた吹奏楽の強豪校・千間学院高校に進学したものの、今の吹奏楽部にはかつての栄光など見る影もなかった。

しかし、そんな基の前に、黄金時代のOB・不破瑛太郎が吹奏楽部のコーチとして現れる。あろうことか彼は、一年生の基を部長に指名した――。


できない男

単行本・集英社

地方の広告制作会社で働くデザイナー・芳野荘介28歳。

年齢=恋人いない歴で、仕事も中途半端な自分に行き詰まっている「できない男」。

荘介の前に現れた有能アートディレクター・河合裕紀、33歳。彼もまた、独立や結婚など、その先の人生へと踏み出す覚悟が「できない男」だった。


作品紹介

連載・短編など

短編

「オリンピックを失った僕達へ」(江古田文学会/『江古田文学』第104号)

アンソロジー

放課後探偵団〈2〉書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー』(創元推理文庫)「願わくば海の底で」

その他

小說.知道天空有多藍的人啊』(尖端出版/台湾版『小説 空の青さを知る人よ』)

2019年

タスキメシ 箱根

単行本・小学館

2019年春。管理栄養士として働いていた眞家早馬は、訳あって紫峰大学の大学院へ進学した。スポーツ栄養士を目指す早馬の前に、駅伝部の監督・館野が突然現れる。

「箱根駅伝に出ましょう!」

そう意気込む館野に、早馬は一度は離れた大学駅伝の世界へ引き戻されていく。


タスキメシ

文庫本・小学館文庫

陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負う。リハビリに励む中、料理研究部の井坂都との出会いをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになる。

同じ陸上部の弟・春馬、陸上部部長の親友・助川、ライバル校の藤宮らは、早馬が競技に戻ってくることを切実に待っている。しかしそれとは裏腹に、早馬はどんどん競技から離れていく。
それぞれの想いが交錯する中、駅伝大会がスタートする――。


『競歩王』

競歩王

単行本・光文社

華々しくデビューしたのに絶賛スランプ中の若手作家・榛名忍は、ひょんなことから “競歩” を題材に小説を書くことになってしまった。

取材をする中で出会ったのは、自分と似たようなジレンマを抱えた競歩選手だった。

その出会いをきっかけに、忍は「競歩小説」を書き始める。


『小説 空の青さを知る人よ』

空の青さを知る人よ

文庫本・角川文庫

山間の街に住む高校生・相生あおい。進路を決める時期なのに大好きな音楽漬けの日々を送る。そんな彼女を心配する姉・あかねの昔の恋人で、高校卒業後に上京したきりだった慎之介が、街に帰ってきた。

時を同じくして、あおいの前に、高校時代の姿のままの慎之介こと「しんの」が現れる。やがてあおいは、しんのに恋心を抱いていくが……。

『あの花』『ここさけ』の長井龍雪監督が贈る、最新映画の小説版。


『君はレフティ』小学館文庫

君はレフティ

文庫本・小学館文庫

高校2年生の古谷野真樹は交通事故に遭い、記憶喪失になる。そんな古谷野を、同じ写真部に所属する生駒桂佑と春日まどかは温かく迎えてくれた。

何とか日常を取り戻そうとする古谷野を余所に、文化祭の準備に明け暮れる学校では落書き事件が発生する――。


『夏なんてもういらない』中公文庫

夏なんてもう入らない

文庫本・中公文庫

十二年に一度の秘祭「潮祭」が開かれる夏。高校生の深冬は片想い相手の優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。

普通の大学生だと思っていた優弥は、皆から慕われる祭司という深冬の知らない顔を持っていた。そして島には、絶対にかなわない恋敵がいた。

見えない呪縛に囚われる少女がとった、すべてをぶち壊す選択とは?

*2017年刊行の『潮風エスケープ』を改題・改稿したものです。


『獣に道は選べない』新潮文庫nex

獣に道は選べない

文庫本・新潮文庫nex

実は組長の娘だった彼女と、それでも一緒にいるために選んだ道は――新米任俠だった。

監視役だと思っていた不器用で無愛想な男は、気が付けばかけがえのない相棒になっていた。

自分の生き方に迷い、時に悪意に翻弄されながら、二匹の獣は夜の歌舞伎町を駆ける。


『イシイカナコが笑うなら』KADOKAWA

イシイカナコが笑うなら

単行本・KADOKAWA

有能教師の前に現れた、かつての同級生の幽霊、イシイカナコが現れる。

「ねえ、イシイカナコの《人生やり直し事業》、参加しない?」

--そして菅野は、17歳の自分が生きる時間軸へと飛ばされた。


作品紹介

連載・短編など

連載

沖晴君と死神の入道雲」(双葉社/『小説推理』2019年2月号~8月号)

その他

吹奏楽の星 2019年度版」埼玉栄高等学校(朝日新聞出版)
左撇子的你』(尖端出版/台湾版『君はレフティ』)

2018年

『猫と狸と恋する歌舞伎町』新潮文庫nex

猫と狸と恋する歌舞伎町

文庫本・新潮文庫nex

男子大学生に化けて気ままに生きるオスの三毛猫・谷中千歳は恋に落ちた。相手は、谷中のドーナツ屋さんで働く人間の女の子・愛宕椿。

自分の正体を明かすことができずに悩む千歳……けれども、彼女の秘密の方がもっとすごかった!


『風に恋う』(文藝春秋)

風に恋う

単行本・文藝春秋

吹奏楽に打ち込むも全日本コンクール出場を果たすことなく中学を卒業した茶園基。

ずっと憧れていた吹奏楽の強豪校・千間学院高校に進学したものの、今の吹奏楽部にはかつての栄光など見る影もなかった。

しかし、そんな基の前に、黄金時代のOB・不破瑛太郎が吹奏楽部のコーチとして現れる。あろうことか彼は、一年生の基を部長に指名した――。


『さよならクリームソーダ』(文春文庫)

さよならクリームソーダ

文庫本・文春文庫

美大入学を機に親元を離れ上京した寺脇友親。貧乏学生としてボロアパートで暮らし、大学で油絵を描き、アルバイトをし、さまざまな人と出会いながら大学生活を送る。

トラブルに巻き込まれた彼を助けるのは、同じアパートの隣人で、同じ美大に通う先輩・柚木若菜。才能豊かで人当たりのいい彼が抱えた過去を知るうちに、友親は自分が抱える息苦しさの正体にも気づいていく。


『拝啓、本が売れません』額賀澪/KKベストセラーズ

拝啓、本が売れません

単行本・ベストセラーズ

「自分の本をベストセラーにするための方法」を探すため、作家は担当編集と旅に出る。

書店員、編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。出版業界にいる人、周辺にいる人、外にいる人。さまざまな業界で活躍するキーパーソンを取材。

その過程で見えてきた「本を売る方法」とは?


『完パケ!』額賀澪/講談社

完パケ!

単行本・講談社

閉校の噂が飛び交う武蔵映像大学――通称・ムサエイに通う、安原槙人と北川賢治。

映画が大好きで天才肌、でも口下手で天然、しかも要領の悪い貧乏学生の安原と、映画プロデューサーの息子で何でも器用にこなし、人を動かすのが上手い策士の北川。

二人は卒業制作の監督の座をかけてコンペで勝負をすることになる。


作品紹介

連載・短編など

連載

できない男」(集英社/『小説すばる』2018年7月号~2019年1月号)
イシイカナコが笑うなら」(KADOKAWA/『文芸カドカワ』2018年4月号~10月号)

短編

「ジョックロックに笑え」(講談社/『小説現代』2017年7月号)*『風に恋う』番外編

アンソロジー

作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選』(PHP文芸文庫)「オリンピックを知らない僕達へ」
女ともだち』(文春文庫)「こっちを向いて。」

その他

吹奏楽の星 2018年度版」柏市立酒井根中学校(朝日新聞出版)
외톨이들』(창비 – Changbi Publishers/韓国語版『ヒトリコ』)

2017年

ヒトリコ

文庫本・小学館文庫

一匹の金魚をきっかけに、いじめのターゲットとなった日都子。
それ以来彼女は、「みんな」に加わらない「ヒトリコ」になる。

ヒトリコして生きる日都子と、彼女に関わる少年と少女の物語。


『ウズタマ』額賀澪/小学館

ウズタマ

単行本・小学館

父親から突然渡された預金通帳の謎を追いかけるうちに行き着いたのは、25年前のとある傷害致死事件。

病気で亡くなったとき聞かされていた母は、その事件の被害者だった。そして加害者は、18歳の少年だった。

読書メーター OF THE YEAR 2018 第1位


『潮風エスケープ』額賀澪/中央公論新社

潮風エスケープ

単行本・中央公論新社

高校生の深冬は、思いを寄せる優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。島の伝統「潮祭」が開かれる夏のことだった。
そこで出会ったのは祭の神女となる少女・柑奈。

それぞれの思いが交錯する時、十二年に一度の祭が幕を開ける――。

*『夏なんてもういらない』に改題して文庫化


『屋上のウインドノーツ』額賀澪/文藝春秋

屋上のウインドノーツ

文庫本・文春文庫

給前志音は、《みんな》と繋がることができない。幼馴染みの何でもできる親友の影に隠れて、こそこそと生きてきた。
しかし、独りぼっちで進学した高校の屋上で、志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志と出会う。

踏み越えられない葛藤を抱えた2人の、コンクールへ向けた日々が始まる。


作品紹介

連載・短編など

短編

「人生バラ色大作戦」(講談社/『小説現代』2017年12月号)
「こっちを向いて。」(文藝春秋/『オール讀物』2017年10月号)
「肩車の権利」(実業之日本社/『月刊ジェイ・ノベル』2017年3月号)

アンソロジー

きみは嘘つき』(ハルキ文庫)「ランドクルーザー田園を行く」
マウンドの神様』(実業之日本社文庫)「肩車の権利」

その他

吹奏楽の星 2017年度版」福島県立湯本高等学校(朝日新聞出版)
달리기의 맛』(창비 – Changbi Publishers/韓国語版『タスキメシ』)
옥상의 윈드노츠』(은행나무/韓国語版『屋上のウインドノーツ』)

2016年

『君はレフティ』額賀澪/小学館

君はレフティ

単行本・小学館

高校2年生の古谷野真樹は交通事故に遭い、記憶喪失になる。そんな古谷野を、同じ写真部に所属する生駒桂佑と春日まどかは温かく迎えてくれた。

何とか日常を取り戻そうとする古谷野を余所に、文化祭の準備に明け暮れる学校では落書き事件が発生する――。


『さよならクリームソーダ』額賀澪/文藝春秋

さよならクリームソーダ

単行本・文藝春秋

美大入学を機に親元を離れ上京した寺脇友親。貧乏学生としてボロアパートで暮らし、大学で油絵を描き、アルバイトをし、さまざまな人と出会いながら大学生活を送る。

トラブルに巻き込まれた彼を助けるのは、同じアパートの隣人で、同じ美大に通う先輩・柚木若菜。才能豊かで人当たりのいい彼が抱えた過去を知るうちに、友親は自分が抱える息苦しさの正体にも気づいていく。


作品紹介

連載・短編など

短編

「女に溺れるほど若くなく」(文藝春秋/『オール讀物』2016年10月号)
「マリンボーダーを忘れたい」(集英社/『小説すばる』2016年8月号
「ランドクルーザー田園を行く」(角川春樹事務所/『ランティエ』2016年7月号)
「サマー・ソーシャル・ネットワーク」(文藝春秋/『オール讀物』2016年7月号)
「僕達は拡散する。」(中央公論新社 /『小説BOC』1号)
「就活必須アイテム」(文藝春秋/『オール讀物』2016年3月号)

2015年

『タスキメシ』額賀澪/小学館

タスキメシ

単行本・小学館

陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負う。
リハビリに励む中、料理研究部の井坂都との出会いをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになり――。

第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

さわベス2016 第2位


『ヒトリコ』額賀澪/小学館

ヒトリコ

単行本・小学館

一匹の金魚をきっかけに、いじめのターゲットとなった日都子。
それ以来彼女は、「みんな」に加わらない「ヒトリコ」になる。

ヒトリコして生きる日都子と、彼女に関わる少年と少女の物語。

第16回小学館文庫小説賞

埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015 第2位


屋上のウインドノーツ

単行本・文藝春秋

給前志音は、《みんな》と繋がることができない。幼馴染みの何でもできる親友の影に隠れて、こそこそと生きてきた。
しかし、独りぼっちで進学した高校の屋上で、志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志と出会う。

踏み越えられない葛藤を抱えた2人の、コンクールへ向けた日々が始まる。

第22回松本清張賞

平成28年度 茨城県推薦図書


作品紹介

連載・短編など

短編

「ミョウガなんて大嫌い」(文藝春秋/『オール讀物』2015年10月号)