2023年

連載
「メシノタネ」(大和書房/Webサイト「I am -アイアム-」)
短編
「カケルの蹄音」(文藝春秋/『オール讀物』2023年2月号)
その他
『바람을 사랑하다』(SomyMedia/韓国語版『風に恋う』)

2022年

タスキメシ 箱根
文庫本・小学館文庫
訳あって紫峰大学の大学院へ進学した管理栄養士・眞家早馬。スポーツ栄養士を目指す早馬の前に、駅伝部の監督が突然現れる。「箱根駅伝に出ましょう!」と意気込む彼に、早馬は一度は離れた大学駅伝の世界へ引き戻されていく。

ラベンダーとソプラノ
単行本・岩崎書店
小学6年生の真子は、合唱クラブに入っている。「今年こそ、コンクールで金賞を」と意気込んでいるけれど、プレッシャーと厳しい練習で、合唱クラブは崩壊寸前。そんなとき、真子は美しいボーイソプラノを持つ少年・朔と出会う。

読書感想文を苦しまずに書く!
電子書籍・文藝春秋
「読書感想文ってどうやって書けばいいの?」
悩んでいるキミにぴったりな、読書感想文のヒントがたくさんつまった一冊。読み終わったら、読書感想文を書くのがすこーし楽になってるかも!?

モノクロの夏に帰る
単行本・中央公論新社
戦時中のモノクロ写真をカラーにして掲載した『時をかける色彩』という写真集が刊行された。祖父母ですら戦争を知らない二十代の書店員がそれを店頭に並べたことで、やがて世界が変わり始める。

競歩王
文庫本・光文社文庫
絶賛スランプ中の若手作家・榛名忍は、ひょんなことから “競歩” を題材に小説を書くことになってしまった。取材をする中で出会ったのは、自分と似たようなジレンマを抱えた競歩選手だった。

連載
「鳥人王」(光文社/『ジャーロ』NO.84 2022 SEPTEMBER~)
「サリエリはクラスメイトを二度殺す」(双葉社/『小説推理』2022年12月号~)
短編
「妖精の引き際」(文藝春秋/『オール讀物』2022年2月号)
「エスペランサの子供たち」(文藝春秋/『オール讀物』2022年6月号)

2021年

ウズタマ
文庫本・小学館文庫
父親から渡された預金通帳の謎を追いかけるうちに行き着いたのは、25年前のとある傷害致死事件。その事件の被害者は母だった。そして加害者は、18歳の少年だった。
読書メーター OF THE YEAR 2018 第1位

風は山から吹いている ― Why climb mountains with me?
単行本・二見書房
高校時代はスポーツクライミング選手だった筑波岳。しかし、訳あって大学では競技を続けないと心に決めていた。そんな岳に目をつけたのは、登山部の部長・梓川穂高。彼の手で岳は登山部に入部させられてしまう。

転職の魔王様
単行本・PHP研究所
今の職場で働き続ける自分に、未来を思い描けなくなった。転職エージェント〈シェパード・キャリア〉には、そんな迷える羊達が集まる。この転職エージェントには、「転職の魔王様」の異名を持つキャリアアドバイザーがいた。

連載
「世界の美しさを思い知れ」(双葉社/『小説推理』2021年2月号~8月号)
短編
「星の盤側」(文藝春秋/『オール讀物』2021年6月号)
アンソロジー
「ほろよい読書」(双葉社)「醸造学科の宇一くん」
「Story for you」(講談社)「ラン・オン・ライン」

2020年

沖晴くんの涙を殺して
単行本・双葉社
北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。笑うだけの不思議な高校生は、余命わずかの音楽教師・京香と出会い、心を通わせていく――。

拝啓、本が売れません
文庫本・文春文庫
「自分の本をベストセラーにする方法」を探すため、作家は担当編集と旅に出る。書店員、編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。さまざまなキーパーソンを取材。見えてきた「本を売る方法」とは?

風に恋う
文庫本・文春文庫
吹奏楽に打ち込むも全日本コンクール出場を果たすことなく中学を卒業した茶園基。憧れていた強豪校に進学したものの、かつての栄光など見る影もなかった。そんな基の前に、黄金時代のOB・不破瑛太郎が吹奏楽部のコーチとして現れる。

できない男
単行本・集英社
地方の広告制作会社で働くデザイナー・芳野荘介28歳。仕事も何もかも中途半端な自分に行き詰まっている「できない男」。荘介の前に現れた有能アートディレクター・河合裕紀、33歳。彼もまた別の種類の「できない男」だった。

短編
「オリンピックを失った僕達へ」(江古田文学会/『江古田文学』第104号)
アンソロジー
『放課後探偵団〈2〉書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー』(創元推理文庫)「願わくば海の底で」
その他
『小說.知道天空有多藍的人啊』(尖端出版/台湾版『小説 空の青さを知る人よ』)

2019年

タスキメシ 箱根
単行本・小学館
訳あって紫峰大学の大学院へ進学した管理栄養士・眞家早馬。スポーツ栄養士を目指す早馬の前に、駅伝部の監督が突然現れる。「箱根駅伝に出ましょう!」と意気込む彼に、早馬は一度は離れた大学駅伝の世界へ引き戻されていく。

タスキメシ
文庫本・小学館文庫
陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負う。
リハビリに励む中、料理研究部の井坂都との出会いをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになり――。

競歩王
単行本・光文社
絶賛スランプ中の若手作家・榛名忍は、ひょんなことから “競歩” を題材に小説を書くことになってしまった。取材をする中で出会ったのは、自分と似たようなジレンマを抱えた競歩選手だった。

夏なんてもう入らない
文庫本・中公文庫
十二年に一度の秘祭「潮祭」が開かれる夏。高校生の深冬は片想い相手の優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。そして島には、絶対にかなわない恋敵がいた。
*2017年刊行の『潮風エスケープ』を改題・改稿


2018年

猫と狸と恋する歌舞伎町
文庫本・新潮文庫nex
男子大学生に化けて気ままに生きるオスの三毛猫・谷中千歳は恋に落ちた。相手は、谷中のドーナツ屋さんで働く人間の女の子。自分の正体を明かすことができずに悩む千歳……けれども、彼女の秘密の方がもっとすごかった!

風に恋う
単行本・文藝春秋
吹奏楽に打ち込むも全日本コンクール出場を果たすことなく中学を卒業した茶園基。憧れていた強豪校に進学したものの、かつての栄光など見る影もなかった。そんな基の前に、黄金時代のOB・不破瑛太郎が吹奏楽部のコーチとして現れる。

さよならクリームソーダ
文庫本・文春文庫
美大入学を機に親元を離れ上京した寺脇友親。トラブルに巻き込まれた彼を助けたのは、同じアパートの隣人で、同じ美大に通う先輩・柚木若菜。才能豊かで人当たりのいい彼が抱えた過去を知るうちに、友親は自分が抱える息苦しさの正体にも気づいていく。

拝啓、本が売れません
単行本・ベストセラーズ
「自分の本をベストセラーにする方法」を探すため、作家は担当編集と旅に出る。書店員、編集者、ブックデザイナー、Webコンサルタント、映像プロデューサー……。さまざまなキーパーソンを取材。その過程で見えてきた「本を売る方法」とは?

連載
「できない男」(集英社/『小説すばる』2018年7月号~2019年1月号)
「イシイカナコが笑うなら」(KADOKAWA/『文芸カドカワ』2018年4月号~10月号)
短編
「ジョックロックに笑え」(講談社/『小説現代』2017年7月号)*『風に恋う』番外編
アンソロジー
『作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選』(PHP文芸文庫)「オリンピックを知らない僕達へ」
『女ともだち』(文春文庫)「こっちを向いて。」
その他
「吹奏楽の星 2018年度版」柏市立酒井根中学校(朝日新聞出版)
『외톨이들』(창비 – Changbi Publishers/韓国語版『ヒトリコ』)

2017年

ヒトリコ
文庫本・小学館文庫
一匹の金魚をきっかけに、いじめのターゲットとなった日都子。それ以来彼女は、「みんな」に加わらない「ヒトリコ」になる。ヒトリコして生きる日都子と、彼女に関わる少年と少女の物語。

潮風エスケープ
単行本・中央公論新社
高校生の深冬は、思いを寄せる優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。島の伝統「潮祭」が開かれる夏のことだった。そこで出会ったのは祭の神女となる少女・柑奈。それぞれの思いが交錯する時、十二年に一度の祭が幕を開ける――。
*『夏なんてもういらない』に改題して文庫化

屋上のウインドノーツ
文庫本・文春文庫
給前志音は、《みんな》と繋がることができない。独りぼっちで進学した高校の屋上で、志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志と出会う。踏み越えられない葛藤を抱えた2人の、コンクールへ向けた日々が始まる。

短編
「人生バラ色大作戦」(講談社/『小説現代』2017年12月号)
「こっちを向いて。」(文藝春秋/『オール讀物』2017年10月号)
「肩車の権利」(実業之日本社/『月刊ジェイ・ノベル』2017年3月号)
アンソロジー
『きみは嘘つき』(ハルキ文庫)「ランドクルーザー田園を行く」
『マウンドの神様』(実業之日本社文庫)「肩車の権利」
その他
「吹奏楽の星 2017年度版」福島県立湯本高等学校(朝日新聞出版)
『달리기의 맛』(창비 – Changbi Publishers/韓国語版『タスキメシ』)
『옥상의 윈드노츠』(은행나무/韓国語版『屋上のウインドノーツ』)

2016年

さよならクリームソーダ
単行本・文藝春秋
美大入学を機に親元を離れ上京した寺脇友親。トラブルに巻き込まれた彼を助けたのは、同じアパートの隣人で、同じ美大に通う先輩・柚木若菜。才能豊かで人当たりのいい彼が抱えた過去を知るうちに、友親は自分が抱える息苦しさの正体にも気づいていく。

短編
「女に溺れるほど若くなく」(文藝春秋/『オール讀物』2016年10月号)
「マリンボーダーを忘れたい」(集英社/『小説すばる』2016年8月号
「ランドクルーザー田園を行く」(角川春樹事務所/『ランティエ』2016年7月号)
「サマー・ソーシャル・ネットワーク」(文藝春秋/『オール讀物』2016年7月号)
「僕達は拡散する。」(中央公論新社 /『小説BOC』1号)
「就活必須アイテム」(文藝春秋/『オール讀物』2016年3月号)

2015年

タスキメシ
単行本・小学館
陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負う。リハビリに励む中、料理研究部の井坂都との出会いをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになり――。
第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
さわベス2016 第2位

ヒトリコ
単行本・小学館
一匹の金魚をきっかけに、いじめのターゲットとなった日都子。それ以来彼女は、「みんな」に加わらない「ヒトリコ」になる。ヒトリコして生きる日都子と、彼女に関わる少年と少女の物語。
第16回小学館文庫小説賞
埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015 第2位

屋上のウインドノーツ
単行本・文藝春秋
給前志音は、《みんな》と繋がることができない。独りぼっちで進学した高校の屋上で、志音は吹奏楽部の部長・日向寺大志と出会う。踏み越えられない葛藤を抱えた2人の、コンクールへ向けた日々が始まる。
第22回松本清張賞
平成28年度 茨城県推薦図書

短編
「ミョウガなんて大嫌い」(文藝春秋/『オール讀物』2015年10月号)