
単行本・二見書房
あらすじ
高校時代にスポーツクライミング選手としてインターハイにも出場した筑波岳。しかし、訳あって大学では競技を続けないと心に決めていた。
そんな岳に目をつけたのは、登山部の部長・梓川穂高。大学敷地内に勝手にテントを張り、コンビニにでも行く感覚で気軽に山登りに行ってしまう変人だった。穂高の手で岳は半ば無理矢理、登山部に入部させられてしまう。
幾度か二人で山を登ったある日、岳のスマホに高校時代のコーチ・宝田謙介からの電話が入る。しかし、そこからは風の音が聞こえるだけだった――。
装画・新直子/装幀・坂野公一(welle design)
目次
プロローグ
第一章 筑波山は晴れている
第二章 鍋割山に湯気が立つ
第三章 日の出山に洗われて
第四章 木曽駒ヶ岳に偲ぶ
第五章 宝剣岳で君を暴く
エピローグ
書評・レビュー
書籍情報
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タイトル:『風は山から吹いている』
作者名:額賀 澪(ぬかが・みお)
出版社:二見書房
仕様:四六判 216ページ
刊行日: 2021年04月21日
ISBN:978-4576210667
価格:1,550円(税別)