読切短編|紙魚の手帖 vol.16

東京創元社『紙魚の手帖 vol.16』の特集「駅×旅」に短編を書きました。

タイトルは「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」です。前々から書いてみたかったソウル・明洞を舞台にしました。

スキャンダルに見舞われた俳優達と週刊誌記者による、ちょっと焦臭い逃避行&追走劇です。

早川世詩男さんによる扉絵がとってもかわいくて、ゲラをいただいた日からスマホの壁紙をこの扉絵にしているくらい好きです。

随分前に韓国のブックイベントに出演した際、明洞を観光がてら本物の銃を撃ってきたんですが、その経験がやっと活かせた小説でした。ぜひ読んでください。