文庫解説を書きました

文庫解説

3月5日発売のあさのあつこさんの『ぼくがきみを殺すまで』(朝日文庫)の解説を書かせていただきました。

生まれて初めての解説が、小学生の頃から読んでいたあさのあつこさんの作品というのが未だに信じられません。担当編集さんからご依頼をいただいたときは本当に嬉しくて、前のめりで「やります!!!」と返事を書きました。

『ぼくがきみを殺すまで』は、戦争によって引き裂かれた二つの国と、そこで暮らしていた少年達が兵士として戦場へ出て行くまでを描いた物語です。

読みながらずっと、「戦争の正体」について考えました。小説でも映画でも、戦争を描いた物語に触れると必ず「こんなことを二度と起こしてはいけない」と思うけれど、「じゃあ、そのために私は何をすればいいのか」という領域まで辿り着けないのを、いつもいつも、もどかしく思います。この小説を読み終えたとき、その答えに触れられた気がいました。

多くの人に読んでいただきたい一冊です。

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