今年もありがとうございました
2020年も残すところあと数時間となりました。
今年は単行本が2冊、文庫化が2冊の合計4冊の本を出すことができました。
去年がめちゃくちゃ忙しくてたくさん本が出た1年だったのですが、今年くらいのペースが一番落ち着いて心穏やかに仕事ができると気づきました。
2020年の刊行作品一覧
- できない男(集英社)
- 風に恋う(文春文庫)
- 拝啓、本が売れません(文春文庫)
- 沖晴くんの涙を殺して(双葉社)
振り返って見ると、今年の本はすべて印象深いですね。
特に思い入れが強いのは、やはり『沖晴くんの涙を殺して』でしょうか。何年後かに「作家デビュー5年目の頃」を振り返ったときに真っ先に思い出す作品になるのではないか、と作者として思っています。
去年の年末にここで「2020年もよろしくお願いします」と書いていたときは、まさか2020年がこういう1年になるとは考えてもみませんでした。東京オリンピックも、取材に行く気満々で準備していました。
来年はせめて、今年より楽しいことが1つでも多い1年になればいいなと願っています。
2020年も誠にありがとうございました。
2021年も、どうぞよろしくお願いいたします。