『タスキメシ』

文庫本・小学館文庫

あらすじ

陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負い、長くリハビリに励んでいた。
しかし、たった一人で料理研究部として活動している井坂都と出会ったことをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになる。
同じ陸上部の弟・春馬、陸上部部長の親友・助川、ライバル校の藤宮らは、早馬が競技に戻ってくることを切実に待っている。しかしそれとは裏腹に、早馬はどんどん競技から離れていく。
それぞれの想いが交錯する中、駅伝大会がスタートする――。

第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

装画・alma/装幀・山下知子

推薦コメント

駅伝と料理が並走する斬新な物語。どちらも心をつないで温かい。様々な愛に涙がこぼれました。

増田明美

面白い! 共感できることばかり。駅伝はチームスポーツなのか? その答えが、ここにある!

柏原竜二

目次

一、去る者

二、追う者

【解説】“諦めた”あとの景色――柏原竜二

『タスキメシ 箱根』

2019年春。紫峰大学駅伝部のキャプテンである仙波千早は、大学4年生になった。「自分は実業団に進むような選手じゃない」と、長距離走は大学卒業と同時に引退する予定だ。

だからこそ、最後に箱根駅伝を走りたい。千早はそう願っていた。

そんな彼の前に、紫峰大学の大学院に進学したという管理栄養士の眞家早馬が現れる。駅伝部のコーチアシスタント 兼 栄養管理を任された彼のことが、千早はどうしても好きになれない。

千早の「箱根駅伝を目指す最後の1年」は、果たしてどうなるのか――?

『タスキメシ』の4年後を描いた続編。

書店員さんからのコメント

絶品! 想い、絆を強く感じる試合という非日常(=タスキ)と日常(=メシ)の積み重ねが心に沁みる本当にいい小説。読了後も、思い返す度泣けます。(さわや書店フェザン店 松本大介様)

自分の学生時代の部活動を思い出し、ノスタルジーに浸りました。登場する料理がどれも美味しそう! 早速何品か作ってしまいました。(紀伊國屋書店新宿南店 宮澤紗恵子様)

生き抜くことの難しさ、厳しさ、そして尊さと素晴らしさを教えてくれる作品だ。爽やかな風を感じるこの一冊はきっと多くの読者に受け継がれるはず。書店員としてそのタスキを繋げたいです!(三省堂書店営業企画室 内田剛様)

とにかく爽やか!! 駅伝レースの臨場感、迫力、切なさ等々、いろいろなものが目から飛び込んできて気づくと前のめりでかぶりつきで読んでいました。面白い、読みやすい、引き込まれる!(MARUZEN広島店 小林裕子様)

すごい! 陸上の本も駅伝の本も料理の本もたくさん読んだことはあるけれど、こんな感動初めてです!(有隣堂伊勢佐木町本店 佐伯敦子様)

生き方に関わる選択は容易ではない。その選択の尊さを主人公の姿が示す。どこまでも走って行け! と彼に叫びたい。(紀伊國屋書店新宿本店 大矢靖之様)


インタビュー・書評等


書籍情報

タイトル:タスキメシ
作者名:額賀 澪(ぬかが・みお)
出版社:小学館/小学館文庫
仕様:文庫 336ページ
刊行日:2019年11月6日
ISBNコード:978-4094067149
価格:750円+税


購入