『タスキメシ 五輪』

あらすじ

2020年夏。大学で陸上を引退し社会人となった仙波千早に、辞令が言い渡される。なんとそれは、「東京オリンピック選手村食堂プロジェクト」への参加だった! コロナ禍に強行開催されるオリンピック。千早は複雑な気分のままプロジェクトの一員となる。

一方、オリンピック出場を逃した眞家早馬の弟・春馬は、パリオリンピックを目指し動き出す。怪我と不調に悩む藤宮藤一郎の脳裏には、引退の二文字がちらつき始めていた。

装画・alma/装幀・山下知子

推薦コメント

波乱万丈の展開に手に汗握り、結末に心が微笑む。本書は、人と繋がり、力強く生きるためのバイブルだ。

筑波大学陸上競技部 男子駅伝監督 弘山勉

目次

プロローグ

一、祈る者

二、選ぶ者

エピローグ

『タスキメシ』シリーズ情報

タスキメシ

陸上部で長距離選手として活躍していた眞家早馬は、右膝の剥離骨折という大けがを負う。リハビリに励む中、料理研究部の井坂都との出会いをきっかけに、徐々に料理に没頭するようになる。

タスキメシ 箱根

2019年春。管理栄養士として働いていた眞家早馬は、訳あって紫峰大学の大学院へ進学した。スポーツ栄養士を目指す早馬の前に、駅伝部の監督・館野が突然現れる。「箱根駅伝に出ましょう!」と意気込む館野に、早馬は一度は離れた大学駅伝の世界へ引き戻されていく。

『タスキメシ』の4年後を描いた続編。

タスキメシ 五輪

2020年夏。大学で陸上を引退し社会人となった仙波千早に、辞令が言い渡される。なんとそれは、「東京オリンピック選手村食堂プロジェクト」への参加だった! 

『タスキメシ 箱根』のその後を描いた続編。

書評・インタビュー

書籍情報

単行本

タイトル:タスキメシ 五輪
作者名:額賀 澪(ぬかが・みお)
出版社:小学館
仕様:四六判
刊行日:2022/11/29
ISBNコード:978-4093866637
価格:1,600円+税

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