あらすじ
母校の箱根駅伝復活を目指す新米駅伝監督・成竹一進と、パリ五輪有力候補の学生ランナー・神原八雲。二人はボストンマラソンの会場で、とある選手からボロボロの日記を譲り受ける。太平洋戦争の時代に箱根駅伝開催に尽力したとある学生の日記だった。そこには「箱根駅伝を走って死にたい」という学生達の想いが綴られていた。
装画・いとうあつき/装幀・アルビレオ
推薦コメント
箱根駅伝に想いを寄せる学生諸君の一途な気持ちに泣かされました
青山学院大学駅伝部監督 原晋さん
箱根駅伝は、今も昔も『自分の想い』『誰かの想い』をのせていく。本書を読めば、箱根駅伝の歴史と本質、何より魅力が見えてくる
箱根駅伝レジェンド 柏原竜二さん
目次
第一章 消えた箱根駅伝
第二章 箱根駅伝への選択
第三章 箱根駅伝の亡霊
第四章 箱根駅伝の最期
第五章 蘇る箱根駅伝
書評・インタビュー
【箱根駅伝】戦時中1度だけ復活した大会を描く小説「タスキ彼方」。時を超え“箱根駅伝を走りたい”と願うランナーたちの想いを紡ぐ
書籍情報
単行本
タイトル:タスキ彼方
作者名:額賀 澪(ぬかが・みお)
出版社:小学館
仕様:四六判
刊行日:2023/12/08
ISBNコード:978-4093867085
価格:1800円+税