2018年も残すところあと2日となりました。
去年の12月にこのサイトを作ったので、公式サイト自体も1周年になります。思えば『拝啓、本が売れません』の取材がきっかけで公式サイトを作ったのでした。
今年の振り返りをしてみようと思います
『猫と狸と恋する歌舞伎町』
「オリンピックを知らない僕達へ」(『作家たちのオリンピック』)
『風に恋う』
「ジョックロックに笑え」*『風に恋う』番外編
連載「できない男」
『さよならクリームソーダ』*文庫化
『拝啓、本が売れません』
連載「イシイカナコが笑うなら」
「こっちを向いて。」(『女ともだち』)
『完パケ!』
2018年は書き下ろしの単行本が3冊、書き下ろしの文庫が1冊、文庫化が1冊、アンソロジーが2冊刊行され、連載も2本スタートし、無事最終回を迎えることができました。
今年もたくさん本を出すことができ、またたくさんの方とお会いすることができた1年でした。
そのぶんいろいろとしんどいことも多い1年間で、実は「もういっそのこと新人賞から出直してやろーかこんちきしょーめ!」と思ったこともありました。
やはり印象深いのは『拝啓、本が売れません』→『風に恋う』です。
これほど本を売ることについて考えたことはこれまでありませんでした。
「『拝啓~』なんて本を出した手前、『風に恋う』が売れなかったら本当の本当に笑えない。ただ初版部数晒しただけの人になる……!」と思っていたので、『風に恋う』の重版は特別嬉しかったです。
そして『拝啓~』で新潮文庫nexについて書いた縁で(?)初めての文庫書き下ろし作品『猫と狸と恋する歌舞伎町』も刊行することができました。
こちらは2019年3月末に続刊が刊行予定です!
2018年も誠にありがとうございました。
2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。
風に恋うを読みました、自分も吹奏楽をやっていたのもあり、とても共感できる所がたくさんありました。
部員達と衝突しながらもソロが吹きたい!と思う主人公の迷いや葛藤が
とても伝わってきました。
個人的に顧問の英太郎先生が好きです。こんな先生が顧問だったら絶対部活は楽しいと思います!
ブラック部活問題について泣きながら怒っていた所に胸を打たれました
普通の先生だったら多分スルーすると思います。基本的に無関心なのです。
最後あたりにレイクタウンという場所が出て来て思わずニヤリとしてしまいました。自分の住んでいる地域にもそれに似た施設があるので、誰がデートしているのか分かるので想像しやすかったです。
コメントありがとうございました。
『風に恋う』、読んでいただけて嬉しいです。感想もありがとうございます!楽しんでいただけたようでよかったです( ・`ω・´)