今年の振り返りをしてみようと思います
2019年も残すところあと数時間となりました。
今年は単行本が3冊、書き下ろしの文庫が1冊、ノベライズが1冊、文庫化が3冊と、合計8冊の本を出すことができました。昨年12月に小説推理でスタートした『沖晴君と死神の入道雲』の連載も無事最終回を迎えることができ、たくさん小説を書くことができた1年でした。
2019年の刊行作品一覧
- イシイカナコが笑うなら(KADOKAWA)
- 獣に道は選べない(新潮文庫nex)
- 夏なんてもういらない(中公文庫)
- 君はレフティ(小学館/小学館文庫)
- 小説 空の青さを知る人よ(角川文庫/角川つばさ文庫)
- 競歩王(光文社)
- タスキメシ(小学館/小学館文庫)
- タスキメシ 箱根(小学館)
特に印象的だったのは、『空の青さを知る人よ』のノベライズができたことです。予定していなかった仕事だったのですが、『true tears』の頃から脚本の岡田麿里さんの大ファンだったこともあって、二つ返事で引き受けてしまいました。先日実際に岡田さんにお会いしてお話しすることもでき、本当に嬉しかったです。はしゃぎ過ぎたことを未だに反省しています。
また、秋に『競歩王』、『タスキメシ』(文庫版)、『タスキメシ 箱根』を立て続けに刊行したのが、今年一番の大仕事でした。それぞれラストシーンで東京オリンピックの競歩、マラソンのレースが登場する作品です。まさか札幌に開催地が変わるとは思わず。来年の8月は札幌でオリンピックを楽しもうと思います。
小説の刊行以外にも、今年はイベントに参加する機会が多くありました。作家さんの知り合いも増えて、いろんな人とたくさん話をした1年でもありました。振り返ってみると楽しいことばかりです。
2019年も誠にありがとうございました。
2020年も、どうぞよろしくお願いいたします。